レポート
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〈看護が好きな人、青年部が待ってます!⑤〉看護連盟と政治の関わり 気づいたときに何かが変わる!

2025.09.03

川口 うららさん( 中国・四国ブロック / 山口県看護連盟 / 青年部活性化委員 )

今までどんなナース人生、歩んできたの?

看護学校卒業後に地元の病院に就職しました。今は血液内科と消化器内科の混合病棟で働いています。2024年6月末に出産し、育児休暇を取得中で、山口県看護連盟のアドバイザーとして所属しています。

どうして、青年部に入ったの?

青年部加入のきっかけは、当時の看護師長に推薦されたからです。そのときは「青年部って何?」「看護師長から言われたから仕方ないなぁ。行くしかない……」と思いながら、青年部の集まりに初めて参加したことを覚えています。

当時は、青年部の存在だけではなく、そもそも看護連盟が何をしているのかも、私はまったく知らない状態でした。

青年部に加入して、以前と何かイメージが変わった?

加入前と後でイメージが変わったところは、青年部は看護以外の知識が得られる場を経験できるんだな、と気づいたことです。

また、青年部に入っていなくても、看護研究でパワーポイントを使用したり、発表したりしますが、研究が終わればそういう機会は減ります。青年部を通して、支部研修での発表、青年部自体による研修の計画・開催などに関わることができ、それは私の中でとても強みとなっています。

現在、青年部でどんなことしているの?

 山口県看護連盟青年部は、山口県内のさまざまな自治体の長や大学などを訪問しています。また、2024年度からポリナビ研修を年に2回実施し、2025年度は山口県自民党青年局との意見交換会も開催し積極的に活動を広げています。私はそのような取り組みに、無理のない範囲で関わるとともに、中国・四国ブロックの青年部活性化委員としても活動しています。

青年部に参加して何かいいことあった?

思い出のエピソードがあります。新型コロナ前、中国・四国ブロックは、年に1度集合研修をしていました。2019年は山口県が担当県であり、私は青年部委員長をしていました。
9県が集合して研修を行うため、研修内容や席の配置、各県の青年部に楽しんで学んでもらうことを目標に青年部員と検討してきました。当日は無事成功に終わり、参加した他県からも好評だったことがとても嬉しく、やりがいを感じた1日でした。9県の青年部=看護師が集合し、意見交換や交流する場があるなんて素晴らしいなと思いました。あれから6年経過し、山口県青年部は年々進化を遂げています。

思い出となった2019年の中国・四国ブロック会議

どんな人が青年部に向いている?

私みたいに看護部長に「参加してきて」と言われて参加する方もいますが、青年部は県内の選ばれし看護師の集まりです。
私は、看護連盟や青年部の理解を深めて、自分自身が楽しく活動できるようになるには3年は必要だと思っています。最初は「楽しくないな」と思う方もいるでしょう。でも、「レベルアップをしたい」「いろいろな看護師や国会議員・地方議会議員と交流をしてみたい」という方は、ぜひ青年部に参加してほしい。そして、しばらく続けてみてください。

山口県看護連盟の福永タマ子名誉顧問と世代を超えた交流 
有近まちこ山口県議会議員との交流

最後になんか一言どーぞ!

ナースの皆さんに伝えたいことがあります。「看護連盟って会費高いし、何に使っているのかもわからない」「何の活動をしているかもわからない、自分には得もない」と退会しようとする方が、若手だけではなく、幅広い層のナースにいらっしゃいます。でも、それは看護連盟の活動や政治との関連をご存じないからではないでしょうか? 私は「未来の看護への投資」と思っています。看護の仲間みんなで、看護の未来を創ってみませんか?

日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
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