レポート
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〈看護が好きな人、青年部が待ってます!④〉本当に多くの“学び”が 得られる「看護連盟」

2025.08.29

橋本 敬史さん( 近畿ブロック / 奈良県看護連盟 / 青年部担当幹事 )

今までどんなナース人生、歩んできたの?

私は大和高田市立看護専門学校卒業後、大和高田市立病院に入職しました。手術室、内科病棟、外科病棟での勤務を経験した後、現在、地域包括ケア病棟で勤務しています。看護連盟の活動には、2007年から参加しています。

どうして、青年部に入ったの?

奈良県看護連盟研修の協力員として受付担当で参加した際に、会長から直接声がかかったのが看護連盟加入のきっかけです。ただ、私が加入した当初は「青年部」という組織はまだ存在していませんでした。

それまで看護連盟の研修にもあまり参加する機会がなかったので、看護連盟でどのような活動をしていくのかがわからなかったのですが、やがて県内各施設から若手が集まり、青年部立ち上げメンバーとして活動を開始しました。

青年部を立ち上げてみて思ったことは?

自分の所属する施設では、看護連盟活動はあまり活発ではありませんでしたが、他施設との交流を通じて、積極的に連盟活動をしている施設があることを知りました。この自施設以外にも目が向いたことが一番大きかったです。

連盟でのさまざまな会議では、同世代と職場での苦労話を共有し、自分たち若い世代が現場を変えるために連盟活動を通してどのようなことができるのか自発的に考えるようになりました。このようにして、連盟について学ぶ姿勢が生まれたと思っています。

青年部の会議はいつも“笑顔”

現在、青年部でどんなことしているの?

連盟研修で学んだことや、国会議員から直接聞いた話をもとに「基礎研修」を行っています。内容が難しくならないよう参加者にとってわかりやすい形にしています。

さらに、研修の効果を高めるために、関心の高いテーマ「給料」を取り上げ、青年部出演のDVD動画を作成しました。この動画を研修前に流すことで、参加者が興味を持ちやすくなるようにしています。

また、選挙への関心を高めるため、橿原市役所の協力を得て本物の投票箱と投票用紙を借りて模擬選挙を行いました。2024年度は「医療DX」をテーマに研修会を開催し、最先端の技術やAIがどのように業務効率化を加速させていくのかを学ぶ機会を提供しました。

このほか、OB会員との交流を通じて県のイベントに参加し、看護学校で連盟について説明する活動も行いました。

青年部に参加して何かよいことあった?

まず、「自施設では得られない経験をする機会」が得られたことです。他施設の連盟協力員、県役員との交流、県外での活動等を通して、近畿ブロックや全国の青年部とつながりを持てたことで人脈が広がりました。

印象に残っているのは、近畿ブロックの集まりの場で自分が結婚することを伝えた際、「参加したい」と言う仲間がいてくれたことです。連盟を通して仲間が増え、自分にとって本当に忘れられない結婚式となりました。

奈良県主催の防災イベントに参加、「せんとくん」と共に

 「青年部に入ってほしい!」のはどんな人ですか?

青年部では、研修会の企画・運営やパワーポイントでのプレゼンテーションを行います。目標設定やスケジュール管理、臨機応変な司会進行などを通してパソコンに強くなる経験ができます。「普段得られない経験をしたい」「人脈を広げたい」「スキルアップしたい」と少しでも感じた人は、ぜひ青年部へ。楽しみながら一緒に活動していきましょう!

看護連盟で「学び」を得られることは本当に多く、他施設と交流する機会が得られる場として、気軽に看護連盟の研修に参加してもらえれば嬉しいです。

日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
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