レポート
placeholder image

〈看護が好きな人、青年部が待ってます!③〉「現場の声」を直接、国会議員に届けられる!

2025.08.26

齊田 千晶さん( 東海・北陸ブロック / 富山県看護連盟 / 青年部活性化委員 )

今までどんなナース人生、歩んできたの?

看護学校卒業後、助産師学校に1年間通い、助産師免許を取得しました。県内の公的病院の産婦人科病棟で9年間勤務したのち、結婚・出産を機に、富山県にある市立砺波総合病院に就職しました。

初めは産婦人科との混合病棟で勤務となりましたが、自分の知識・技術の未熟さから、より幅広い経験を積みたいと考えていたところ、ICUへ異動となり、現在はHCU・救急外来で勤務しています。

HCUでの日常業務

どうして、青年部に入ったの?

青年部に参加する前は、看護連盟に「青年部」があることも知らない状態でした。

2023年、富山県看護連盟の青年部委員を各支部から1名選出することになり、4名から14名に増員となりました。これを機に上司からの勧めで参加することになりました

青年部に参加して、何を思いましたか?

青年部に参加して、それほど長い期間ではありませんから、まだ政治や政策のことでわからないことは多くあります。でも、参加してまもなく、「自分たち看護職の働く環境を守るために、たくさんの方が青年部で活動している」と知りました。

今までは政治と日々の看護の結びつきについてあまり自覚しておらず、どこか他人事のように感じていました。しかし、青年部活動を通して「自分事」として関心を持つようになりました。そして、まず「行動すること」が大切だとわかりました。

現在、青年部でどんなことしているの?

現在の私の青年部活動としては、青年部活性化委員の東海・北陸ブロック代表として、月に1回の委員会に参加しています。さらに、青年部ブロックミーティングの運営や2025年6月に開催する全国青年部代表者ミーティングと全国ポリナビの準備などを行っています。

青年部に参加して何かいいことあった?

自分たちの働く環境を守るために、多くの方がさまざまな活動をしていること、政治や政策が私たちの日頃の看護に直結していることを学ぶことができているのは、自分自身にとって大きなことだと思っています。

今までの活動で、特に印象に残っているのは、2024年の全国青年部代表者ミーティングのグループワークで「直接、石田まさひろ参議院議員に政策提案を行う機会があったこと」です。直接お会いして言葉を交わしたことで、「現場の声は、こうやって届けることができるんだ」という実感を持つことができました。

また、このときまで、富山県以外の看護の仲間と交流することは少なかったのですが、代表者ミーティングでは、全国の青年部の方と意見交換することができました。この中で、共感できることや参考になることがあり、とてもよい経験になっています。

青年部の仲間と国会議事堂見学

「青年部に入ってほしい!」のはどんな人ですか?

20代など若い世代の方には、ぜひ参加してほしいです。これからの看護を担っていく方の、より柔軟な発想が、今後の私たちの看護の未来を守る活動に必要だと感じています。

最後になんか一言どーぞ!

看護連盟は「政治」活動をするところですから、身近に感じにくいと思います。私も今まではあまり興味を持っていませんでした。しかし、人手不足や処遇のことなど、私たちの働く環境に直結しているのは「連盟活動」です。皆さんの理解と協力を得られるよう、連盟活動の内容や成果をきちんと伝えられるように努めていきたいと思います。

日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
日本看護連盟

 © 2020 日本看護連盟 アンフィニ