2021.08.18
青木 太 あおき・ふとし( 新潟県看護連盟青年部 )
私が看護連盟に入会したのは、看護副師長に任命されたのがきっかけでした。
正直に言うと、それまで、私は看護と政治の繋がりを身近に感じたことはほとんどなかったと思います。看護連盟に入会し、いくつかの研修に参加しました。そのうちの一つ、ナースマン研修は、新潟県内で活躍する男性看護師がそれぞれのキャリアをどのようにステップアップしてきたのかを紹介してくれる内容で、興味深かったことを覚えています。
初めて政治家と直接会ったのはポリナビ研修後の打ち上げに参加させていただいた時でした。そこに石田まさひろ参議院議員がいらっしゃいました。 私は酔った勢いで、そのころ感じていた看護職への不満などを石田議員にぶつけました。今思えば、恥ずかしくて仕方ありません。そんな私の話を、石田議員は笑顔でしっかり聴いてくださったのです。
看護職の代表議員は看護の道標をつくっている
それから数年が経ち、2020年度から新潟県看護連盟青年部委員長を担わせていただくことになりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、看護連盟の活動スケジュールも大幅に変更され、都道府県をまたぐブロック会議、全国青年部会議はオンラインでの開催となりました。
その全国青年部会議で、オンラインではありましたが、石田議員に数年ぶりにお目にかかりました。石田議員のさまざまなお話の中で、私が一番興味を持ったのはIT化の時代が看護界にどのような影響(変化)をもたらすのか、という内容でした。 ベッドサイドで患者のバイタルサインが自動でモニタリングされ、看護師が発した言葉は自動でカルテに入力される。仮にそんな時代が来たときに看護師は何を求められるのか。
その時に私が感じたこと、それは「石田議員(政治家)は看護の道標づくりをしているんだ」ということでした。
看護と政治とのつながりを見えやすくしたい
これからの時代を担う看護師の皆さんは、「看護って何なんだろう」「看護ってこれからどう変わっていくんだろう」「看護職はこれからの時代、何を求められる職種になるんだろう」など、さまざまな葛藤を繰り返しながらステップを踏んでいくでしょう。その道標を、看護職の代表議員は一つひとつ作り上げてくれています。
私たち青年部は看護と政治とのつながりをより見えやすくし、より身近に感じてもらえるような活動を今後も展開していきます。
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