2020.04.16
石田まさひろ(参議院議員)
看護連盟会員の皆様。ギリギリの状況にある日本の医療を、 瀬戸際でお支え頂いておりますことに心から感謝申し上げます。 私のところへも、毎日、悲痛な叫び声が届いています。 外来、病棟、訪問看護では感染防止に神経をすり減らしながら患者さんに向き合っておられる。 保健所では際限のない電話対応とPCR検査・検体受け渡しに疲労困憊の極みでなお活動し続けていらっしゃる。 身を守る防護用具が足りない中で「自分自身が感染してしまったら」「家族に迷惑をかけたくない」 こんな気持ちを抱えながらも、目の前の危機に立ち向かう。心ない偏見に傷つきながらも、 いのちと暮らしを守る強烈な使命感で行動する皆様に、深く深く敬意を捧げます。
その使命感に応えるため、私も国会の場で必死に力を尽くしております。 私には「現場の声」という強い力がありますので、早い段階から、政府に対し対応策を申し入れてきました。 人員確保のしくみづくり、防護服・マスク等の不足解消対策、子育てや自宅待機等で働けない時の補償、 診療報酬の要件緩和、訪問看護の取り扱いの緩和等・・。 しかし、まだまだ現場に届いていません。足りていません。 看護職への手当てが必要、国民の行動変容ももっと。最前線で働く仲間を守り支え、 医療崩壊を食い止め、もとの明るい社会に一刻でも早く戻ることができるよう、引き続き力を尽くして参ります。
皆様におかれましては、不満や不安をお感じのことと思います。 であればこそ、更に私に「現場の声」をください。 最前線の現場を守るため私も使命を果たしてまいります。
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