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看護研究に使えちゃう5万円以下のパソコン3選
【2020年度版】

2020.11.04

森下真哉(高山赤十字病院・日本看護連盟広報委員)

こんにちは。
突然ですが看護研究って大変ですよね。

研究の作業って論文作成(文章)、資料探し(インターネット)、アンケート集計(計算)などが主でしょうか。そして日常業務の合間をぬい、 業務中のスタッフにも気を使いつつ、職場のパソコンを借りて、居候のような肩身の狭い思いを飲みこみながら研究を行っている方も いらっしゃるかもしれません。パソコンによる迫りくる作業の数々を前にして、

「自分のパソコンがあったら便利かもなー」
「そろそろ新しく買い替えようかなー」
「でも10万とか20万円とか高いしなー」
「何買えばいいか分からないしなー」
と感じている皆さま。

このページでは、看護研究にとって不可欠の文章作成、アンケート集計、発表スライド作りといったパソコンへの負担が軽い作業を前提として、10万・20万も 出さなくていい手頃な価格で購入できる5万円以下のパソコンを3つご紹介したいと思います。

ヒューレット・パッカード(HP) HP 15-db0000エントリープラス・オフィスモデル

写真:HP公式サイトhttps://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/hp_15_db0000/

価格|5万円前後

見やすさ|★★★★★
使いやすさ|★★★☆☆
持ち運びやすさ|★☆☆☆☆

おすすめポイント
このモデルの魅力は、キレイな画面なのに、価格が安い点。
15.6インチ(およそ34.5cm×19.4cmくらい)の大きな画面により、文字や画像も見やすく、いくつかの画面を並べても窮屈に感じないのではないでしょうか。
またキーボードの右側には数字を押すボタンも別に配置されていますので、エクセルでの入力もしやすいのもポイントです。データを保存する容量も沢山(1TB) ありますので、研究のデータを保存しても、おそらく看護研究100回分くらい余裕で入ります(笑)

デメリット
重さは約2kgと標準的ですが画面サイズが少し大きいだけに、頻繁な持ち運びはしづらいかもしれません。

写真:HP公式サイトhttps://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/hp_15_db0000/

デル(Dell)Inspiron 15 シリーズ

写真:Dell公式サイトhttps://www.dell.com/ja-jp?~ck=mn

価格|5万円前後

見やすさ|★★★★☆
使いやすさ|★★★★★
持ち運びやすさ|★★☆☆☆

おすすめポイント
1984年に米国で創業したパソコンの老舗メーカー。基本モデルの「Inspiron」シリーズから、ハイスペックな「XPS」シリーズまで、いろんなパソコンがあるのが特徴です。
値段がお手頃な製品が多く、低価格でさまざまな機能を使えるのが嬉しいポイント。ご紹介するInspiron 15 シリーズは上述のHP製パソコンと同じ15インチの画面サイズで、New Inspiron 15 3000 エントリー(Office付)ではSSDという最新の記憶する技術が搭載されているものも用意されており、パソコンの起動やソフトを使う時の動作がHP 15-db0000エントリープラス・オフィスモデルと比較すると早いと思います。ただSSDで一番お手頃な価格のものは、容量が256GBとHPのものと比較すると4分の1になります。

デメリット
5万円以下のパソコンをご紹介と言っておきながら、Dell公式サイトによるとワードやエクセルのofficeソフトを付けると5万円を少し超えてしまいます(公式割引加味2020年11月1日時点)。
アマゾンや楽天市場、他の家電量販店ではその価格ももう少し押さえられている可能性がありますが、ここは大変申し訳ありません(汗)

写真:Dell公式サイトhttps://www.dell.com/ja-jp?~ck=mn

ASUS Chromebook Flip C101PA

写真:ASUS公式サイトhttps://www.asus.com/jp/2-in-1-PCs/ASUS-Chromebook-Flip-C101PA/Features/

価格|29,800(税込み)

見やすさ|★★☆☆☆
使いやすさ|★★★☆☆☆
持ち運びやすさ|★★★★★

おすすめポイント
ASUSのC101PAは15.6mmの薄さとわずか約900gの軽さを実現しており、どこにでも気軽に持ち歩くことができます。またマルチタッチ対応液晶ディスプレイを搭載しており、使い勝手と価格のバランスが取れた1台ではないでしょうか。2023年まで無料でウイルス対策ソフトも利用できます。
・Androidスマホ利用者の人におすすめ
Chromebook用に作られたパソコンなので、ソフトは基本的にAndroidアプリ(GooglePlay)を利用することになります。そのためAndroidユーザーの方々にとっては、スマホと同じような感覚で使用できると思います。また画面を折り返したり、いろいろな用途に合わせて使用できます。他の研究メンバーに資料を見せたり、打合せをしたりする時にとても便利です。

デメリット
外部接続にtype-a(一般的なUSB)が1つ、type-cが2つとマウスやテンキーを繋ぎたい場合はポートが不足がちのはやや残念ポイントかもしれません。

いろいろなスタイルで使用することができる
写真:ASUS公式サイトhttps://www.asus.com/jp/2-in-1-PCs/ASUS-Chromebook-Flip-C101PA/Features/

まとめ

いかがだったでしょうか。
看護研究については、特に若い頃に経験する方も多いかと思います。職場のPCで完結するのも決して悪くありませんが、価格が5万円以下(一部すいません)のノートパソコンにも大きさや性能面などバリエーションがあります。購入を検討している方にとって、ネットや家電量販店でパソコンを選ぶ時、「安いものが悪いわけではない」とひとつの参考になればと思います。

注意)
筆者の独断と偏見が一部含まれております、動画編集や高負荷の作業には向きません。
価格は販売時期、販売サイト、販売店によって変動がありますのでご了承ください。

日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
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