レポート
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看護連盟 お国自慢 「群馬よいとこ、一度はお出で」

2023.04.03

島崎 すえ子さん(群馬県看護連盟 会長)
高橋 冷子さん(幹事長)

島崎会長(右)と高橋幹事長

50周年記念誌の発刊

群馬県看護連盟は、昭和45(1970)年に創立し、令和2(2020)年に50周年を迎え、創立30周年記念誌以来の記念誌を発刊しました。

「一番遅く発足した看護連盟ですが、今日まで歴史を刻むことができました。盛大に記念式典を開催したかったのですが、コロナ禍で延期になり、翌年も開催できませんでした。このため、会員ならびに関係先に記念誌と記念品のボールペンを送ることにしました」と島崎会長。

50周年記念誌

記念のボールペン

群馬といえば上毛かるた

群馬県看護連盟の創立50周年記念誌(令和3 年発行)の巻末には「ぐんま特集 つる舞う形の群馬県ってこんなトコロ!」という特集ページが設けられています。「上毛かるたで群馬を知る」という趣向で、群馬県の名所、名物などを紹介しています。

上毛かるた

上毛かるたは、群馬県の名所、名物、有名人をいろはかるたにしたもので、群馬県では子どものころからみんな親しんでいます。群馬県は鶴の形をしていて、かるたで「読み上げる人が『つ』と言った途端、みんなぱっと手が伸びるんです(笑)」と島崎会長。

小学校では、かるた大会が開催されますが、「前橋にある臨江閣という有名な日本建築がありますが、そこで、少し格調の高いかるた大会も催されます」と高橋冷子幹事長(臨江閣は、藤井風の曲「まつり」のミュージックビデオのロケ地として注目されました)。

群馬の名所、名物、ソールフード

臨江閣の近くには、10円で乗り物に乗れるルナパークという遊園地があって、小さい子のいる家族には人気のスポットです。「たぶん、日本で一番安い遊園地と思います(笑)」と高橋幹事長。「群馬では、世界遺産になった富岡製糸場が有名ですが、他にもいいところがたくさんあります」

碓氷峠のめがね橋(碓氷第三橋梁)、高崎市の古墳群とはにわの里公園、みなかみ町のたくみの巨大わらアート(毎年、干支の像もつくられます)などなど、多くの観光客が訪れるそうです。もちろん、日本一の湯量を誇る名湯、草津温泉も群馬県です。

上毛かるた「くさづよいとこ薬の温泉(いでゆ)」

群馬県はダルマも有名です。昨年の参議院選挙では、友納理緒候補のイメージカラーの黄色のダルマをオーダーしました。

特注の「とものう」ダルマ

群馬県民のソウルフードをご紹介いただきました。
「群馬を訪れたら必ず食べるという人もいますよ」と島崎会長のお勧めは、登利平の「上州御用 鳥めし」弁当。地元では知らない人がいないほどの人気のお弁当です。薄くスライスした鶏肉が秘伝のタレをつけて焼かれ、ふっくらご飯にのっています。

また、群馬県民が愛してやまない「焼きまんじゅう」も、群馬を訪れたら、ぜひ食べていただきたい名物です。竹串に刺したふわふわのおまんじゅうを、甘味噌を塗って焼きあげたスイーツ(?)です(テレビの人気グルメ番組「孤独のグルメ」でも紹介されていました)

焼きまんじゅう

上州御用 鳥めし弁当

コロナ禍で、研修・国会見学もオンライン

群馬県看護連盟では「研修計画」の入ったパンフレットを用意しています。少しでも多くの人に看護連盟を知ってもらいたいので、会員・非会員問わず、研修に参加できます。「このほかに、各支部でも研修を行なっています。研修の参加者には、LINE アンフィニへの登録も呼びかけていますよ」と島崎会長。しかし、コロナ禍の影響で、最近はオンライン、ハイブリッドでの研修が中心。

国会見学も同様です。群馬県看護連盟は毎年、国会見学ツアーを実施していましたが、これも中止。島崎会長は「インターネットを検索すると、国会議事堂の動画案内があるので、これを活用して見学会を行いました。この動画をオンライン参加者が視聴した後、地元の国会議員や石田まさひろ参議院議員にリモートで活動報告してもらい、意見交換をしました。国会見学ツアーは国会議員と交流するいい機会ですから、早く復活できるといいなと思っています。国会議事堂の売店でお土産を買うのも楽しみですしね(笑)」と話されました。

早かった青年部の立ち上げ

 群馬県は青年部を立ち上げて約15年になります。全国でもかなり早い方でした。現在、看護学生を対象に、国試対策の夏期講習、冬季講習を無料で実施しているそうです。また、Line やTwitter の運営も行っています。ただ、コロナの影響もあってメンバーが減少。各支部にメンバー募集のお願いをしているそうです。

青年部のTwitter

青年部代表の小笠原雅美さん

看護の現場の声をもっともっと届けたい

「昨年の参議院選挙のあと、役員の間で振り返り話し合いを持ちました。群馬県看護連盟の中には、広報委員会、研修委員会、政策「現場と声」委員会と、3つの委員会を置いています。それぞれ連携して、看護の現場の声を上げてもらい、その声を国会議員に届けて、さらには制度を変えてもらうのが目的です。そこで、現場の声をもっともっと届けてもらうことが大事で、そのための仕組み作りを強化しよう。看護連盟に、現場の問題の声を上げれば、必ず返ってくるという仕組みを、いろいろなツールを使って取り組んでいこうという話になりました。

群馬県看護連盟のパンフレット

群馬県看護連盟の研修計画

看護職と政治との関係は大切で、そのために看護連盟は重要だと思うのですが、そのことを多くの看護職に伝えたいですね」と、今後の群馬県看護連盟について語ってくださいました。

(掲載:機関誌N∞[アンフィニ]2023 FEB-JUL)

日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
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