2022.06.28
公益社団法人日本看護協会編
日本看護協会出版会 定価 2640円
「重症度,医療・看護必要度」は、入院患者の状態を客観的に評価(測定)することで、患者に必要な看護量を把握し、適正な看護職員配置を検討するための指標として開発されました。
2022年度診療報酬改定では「新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築」等が基本方針とされ、A項目から「心電図モニターの管理」が削除されたのも話題の一つでした。
本書には、2022年度改定のポイントやその詳細、効果的な院内研修や院内監査の実施方法がわかりやすくまとめられています。診療報酬に関する問い合わせ先が掲載されているのも有難いところです。
今回の改定でも「必要度」の評価を行う者が院内研修を受講することは必須とされています。看護実践の正確な評価と質向上に向け、自己学習用や研修テキストとして、ぜひ活用したい一冊です。
(紹介:田中志保)
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