3月30日、日本看護協会の福井トシ子会長、岡島さおり常任理事と日本看護連盟の大島敏子会長、和田幸恵幹事長、長沢恵美子常任幹事は、内閣府を訪れ、西村康稔内閣府全世代型社会保障改革担当大臣に「令和3年度予算・政策に関する要望書」「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書」および「医療的ケア等に関わる学校配置の看護師等への処遇に関する要望書」を提出しました。
(1)令和3年度予算・政策に関する要望書
<要望事項>
全世代型社会保璋への転換を支える地域における療養指導環境の整備
(2)新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書
<要望事項>
- 医療機関・介護施設・訪問看護事業所等に対する衛生材料の確実な供給
- 医療的ケア児を養育する家庭等に対する衛生材料等の確実な供給
- 地域における感染管理に関する専門性の高い看護師の活用による体制整備の強化
- 介護施設・訪問看護事業所等における看護職員の確保および連携体制の推進
- 訪問看護事業所の事業存続のための財政的支援とICT導入推進
(3)医療的ケア等に関わる学校配置の看護師等への処遇に関する要望書
<要望事項>
- 今回の臨時休校で無給の休暇取得となった学校配置の看護師等に対する休業補償について、学校における医療的ケア児に関わる体制維持のために財政的支援を実施されたい。
- また、学校配置の看護師等の処遇の実態を把握し、正規職員として配置を検討するとともに処遇改善を図られたい。