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医療従事者に感謝をこめてプラネタリウム上映会が開催されました

2021.08.30

福田 司 ふくだ・つかさ
( 日本看護連盟広報委員 / 岡山県議会議員 )

今年の5月に、岡山市北区にある岡山県生涯学習センター“人と科学の未来館サイピア”で、とても素敵なイベントが開催されました。
「プラネタリウム医療従事者応援番組 ありがとう」です。看護週間(5月9日〜5月15日)に合わせてプラネタリウム投影されました。

日本全国には200館を超す公開プラネタリウムがあるのですが、医療従事者向けの番組は全国初の取り組みだといいます。「コロナ禍で大変な状況を支えていただいているので、是非とも感謝の気持ちをプラネタリウムに投影し、医療従事者の皆様に届けたい」と番組を自主制作し、医療従事者を観覧に招待されました。

プラネタリウム解説員さん(左)と筆者

医療者への感謝のメッセージが夜空に流れる

5月、岡山市の南の夜空にはへびつかい座が浮かびます。
へびつかい座は、ギリシャ神話にその名を轟かせた名医で、のちに医療を司る神となったアスクレピオスの姿とされています。アスクレピオスは、現在でも、 医学の神として医療の象徴的存在であり、彼がいつも持っていた蛇がからみついた杖は「アスクレピオスの杖」と呼ばれて、医療のシンボルになっています。

アスクレピオスのお話にのせて、プラネタリウムの満点の星空に医療従事者への感謝の想いがこもったメッセージが流れました。

皆で力を合わせてコロナ終息を目指しましょう

骨折の時は、ありがとうございました

笑顔をありがとう、いつも応援しているよ!

忙しいのに、おいしいごはんありがとう

笑顔ではなしかけてくれて、ありがとう

働く姿に、元気をもらいます!

みんなが心配や不安でいっぱいな中、私たちのために働いて下さりありがとうございます

今はコロナの影響で仕事が増えているかもしれないけど頑張ってください

いつもありがとう。大変だと思うけど、患者さんのために頑張ってください

世の中の人たちのためにありがとうございます

サイピアのプラネタリウムは、ドーム径15m、座席数132席、扇形に座席が配置されています。コロナ禍でありますので、もちろん座席数を限定し、換気設備の導入など万全の感染対策をとって運営されています。しかしながら、岡山県は5月に入り感染が急拡大し、施設は休館を余儀なくされ、この企画も残念ながら期間途中で打ち切りとなってしまいました。

想いの詰まった番組をもっと多くの方に、医療従事者に是非とも見ていただきたい。県内の感染状況が落ち着けば、岡山県看護連盟で観覧できる機会をいただけるよう、館長にご相談に上がりたいと考えております。

人と科学の未来館サイピア


人と科学の未来館サイピアこちらから

 

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日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
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