インタビュー
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たまにはお金の話をしてみよう

2023.01.24


柳原 孝彦さん( 京都府看護連盟青年部部長 )
福島 朋樹さん( 幹事 )
和辻 雄仁さん( 青年部 )
青木 京子さん( 青年部 )
嵐 悠介さん( 青年部 / リモートで参加 )
澤井 美智子さん( 会長 )
寺村 理恵子さん( 幹事長 )

京都府看護連盟青年部は、11月26日、オンラインでポリナビワークショップを開催し、2つの講演を行いました。1つ目は「『看護師の処遇改善』について」。10月から診療報酬に設けられた「看護職員処遇改善評価料」から、政治の必要性を考えてもらうというタイムリーな内容でした。2つ目は「夢を叶えるライフプラン入門」と題して、NISA、iDeCoを例にした投資の知識を提供。こちらもNISAの条件改正のニュースがあったばかりでした。今回のポリナビには約50人が参加しました。京都府看護連盟青年部のみなさんに集まっていただき、今回のポリナビの狙い、参加者の感触などについてお話ししていただきました。

「看護師の処遇改善」について、福島さんがお話ししました

「今回の診療報酬の処遇改善加算で12000円上がりましたが、最初は救命救急センターだけが対象でした。それはあり得ない、と看護職国会議員や、看護協会、看護連盟が協力して、救急車受け入れ200回以上に対象が拡大されました。我々の代表が動いてくれたおかげで対象が拡大したこと、また我々自身が声を上げていかないと、看護の環境は改善しないことを、話させていただきました」

講演2は、青年部長の柳原さんが担当しました

「いつもなら議員の先生のお話や看護に関係した内容になりますが、今回はお金の話にしました。僕が投資好きでもあるので、今回アップした12000円を、NISA、iDeCoで運用するとどうなるか、お話ししました」資料は柳原さんが作成し、青年部のメンバーに見てもらい、わかりにくいと指摘された箇所を修正して完成しました。「お金の話って、結局は政治と関係してくるので、これをきっかけに政治に関心をもってもらえればいいな、という期待もありました」

「なぜ12000円上がったのか、知らない人もいたので、そのあたりを理解してもらう機会になったのは、よかったと思います」と柳原さん。

嵐さんはリモートで参加

講演の後、アンケートを取ったところ

両方の講演とも好評だったそうです。参加者は半数以上が20代でした。連盟の会員でない方も多く、連盟活動にも興味をもち、連絡先を記入してくれた人もいました。

京都府看護連盟も青年部の会員が減少しており、いかに会員を増やすかが課題となっています。今回のような企画は、学生にも関心を持ってもらえ、学生の時から看護連盟を知ってもらう機会になるので、年に数回開催してもいいのでは、という意見も出ました。

(掲載:機関誌N∞[アンフィニ]2023 FEB-JUL)

日本看護連盟のコミュニティサイト アンフィニ
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